消防職員の定年引き上げに立ち向かう
24.11.15
8月から始まったこのプロジェクトでしたが、
2024年11月14日に令和6年度全国消防長会東近畿支部府県講習会での講演でした。
このような機会をいただいた滋賀県消防長会や、フィジカルチェックなどに快くご協力下さった大津消防の皆様、そしてスケジュール調整や各署への連絡など激務の中サポートしてくださった大津市消防局の職員の方々、本当にありがとうございました。
今後、人口減少や少子高齢化が進む中、定年まで活躍し続けられる身体と滋賀県の消防全体の活力を維持し、消防サービスを将来にわたり安定的に提供できる体制を確保するためには、今いる消防職員の体のメンテナンスは必須になってきます。
今回のフィジカルチェックにより、年代別や部署別で身体機能や動作能力に違いが出たり、肥満傾向では業務中に必要な動作に支障が出ることが…。
消防職員ならではの課題が明確になりました。
「これくらいは仕方がない」、「退職するまで我慢」ではなく、退職後の人生も心身の健康を保ち、その人らしく生活できる。
それが当たり前になるよう、「地域の安全や人の命を守る消防職員」を支えていく必要があります。